看護師の仕事は、日勤だけでなく夜勤に入ることも多いため、生活リズムが不規則になりがちです。睡眠時間や食事時間がずれてしまうと、心身へと悪影響を及ぼしてしまいます。特にうつ病や肥満などは、その最たるものとも言えるのではないでしょうか。しかしながら、看護師として働く以上、夜勤が避けられないケースも多いはずです。そこでしっかりと自らで対策を取り、生活リズムをその都度元に戻す必要があります。
たとえば、睡眠時間の乱れを戻す場合には、夜勤明けの過ごし方が大切です。帰宅する際には、メラトニンの分泌を抑制する日光を避けるためにサングラスをかけ、自宅では遮光カーテンやアイマスクをして2時間から3時間ほど仮眠を取ります。その後は日光を浴びながら活動することで夜もスムーズに眠ることができ、翌日から普段通りの生活リズムに戻せるでしょう。また、仮眠を取る前に朝食を食べるなら、お腹に優しいうどんやおかゆがおすすめです。
一方で、何を試してみても生活リズムを戻すのが難しいようであれば、日勤のみで働ける職場に転職するのが良いでしょう。看護師が日勤のみで働ける職場は、病棟がないクリニックや介護施設、保育園、健診センターなどが挙げられます。ただし、入所に対応している介護施設の場合には、夜間帯のオンコール対応が求められるケースもあるのが実態です。そのため、オンコール対応も避けたいなら、募集要項や面接時での確認が重要と言えます。